高知市議会 2020-12-16 12月16日-05号
土佐山地区では,明治の自由民権運動の時代から続く夜学会等を通じた地域全体での社会教育,社学一体が根づいており,人づくりの概念として,現在では土佐山学舎において,土佐山学として地域住民との交流による教育実践の成果が上がっています。 このような社会教育活動が後退するのではないか,その懸念はないのか。
土佐山地区では,明治の自由民権運動の時代から続く夜学会等を通じた地域全体での社会教育,社学一体が根づいており,人づくりの概念として,現在では土佐山学舎において,土佐山学として地域住民との交流による教育実践の成果が上がっています。 このような社会教育活動が後退するのではないか,その懸念はないのか。
御質問にありましたとおり,中山間地域では過疎と高齢化が急速に進んでおり,御紹介もありましたが,集落人口の50%以上が65歳以上の高齢者の方々で占めておられ,集落活動の維持が困難となります,いわゆる限界集落,これは高知県から発祥した言葉ですが,限界集落の数は鏡地区では5つの集落,土佐山地区では1つの集落,旧高知市の北部地域には3つの集落がありまして,集落を維持することが非常に厳しい状況にあります。
鏡,土佐山の集団検診ですが,各種がん検診のうち,2018年まで実施されていた子宮がん検診が鏡,土佐山地区で昨年,2019年から実施されなくなったと聞いております。その経過について,健康福祉部長に伺います。 ○議長(田鍋剛君) 大野健康福祉部長。
しかし,当制度の活用については,先ほど御質問にありましたとおり,鏡・土佐山地区における被害面積である約42ヘクタールのうち,これまでに約3.4ヘクタールの整備状況となっています。 なお,被害後3年が経過しており,風倒木が一定のバランスを保っている中での処理は非常に危険な上,作業効率が著しく低いということを森林事業体からお聞きしているところです。
また,鏡,土佐山地区にとりましては,ローカル5Gを含めます5Gというものが,現在,整備を進めております各世帯向けの光ファイバー整備と併せまして,中山間地域の課題解決,活性化のためにも必要なインフラだろうというふうに認識してございまして,5Gの早期展開に向けまして,関係機関と連携しながら,引き続き必要な対応を行ってまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(田鍋剛君) 川村貞夫議員。
◎財務部長(橋本和明君) 交付税措置率が高い有利な起債のうち,事業期間が今年度末で終了するものには,河川の浸水対策等に活用する緊急自然災害防止対策事業債や防災行政無線の整備等に充当する緊急防災・減災事業債,旧鏡・土佐山地区のハード・ソフト事業で活用する過疎対策事業債があります。
けれど,それが土佐山地区には既にあるということに,その価値に改めて気づかされました。 そのことを踏まえ,私は次の10年,20年先を見据えた積極的なリノベーションが必要だと考えております。単なる大規模修繕ではなく,今後国からの財源を確保した上での観光,そして持続可能な地域づくりの戦略が大事であると思うからです。
◎総務部長(大野正貴君) 鏡地区,土佐山地区におきましては,大手通信事業者の携帯通信回線を利用して,昨年の9月に公民館付近など両地区合わせて16カ所で速度計測を行っております。 実測で申し上げますと,中央値で,下り通信約10Mbpsとなっております。一方,市内の代表といたしまして,本市の庁舎における光通信の実測は,下り20Mbpsとなってございます。
ことし3月からは鏡・旭地区,7月からは高須,介良,大津,五台山,土佐山地区にエリアを広げており,来年4月には全市で実施する予定となっております。 試行開始から約1年が経過し,課題も見えてきたのではないかと思いますので,何点かお伺いをいたします。 まず,利用者が非常に少ないと伺っておりますが,その理由と,今後の対応策を環境部長にお伺いをいたします。
5年前に土佐山地区から光ファイバーの敷設による中山間地域の振興に関する件についての請願が提出された経過がありますが,その後,情報環境の変化は地域経済の発展や災害対応など,著しく変化,発展しています。県内でも整備された地域が圧倒的となっており,整備手法を含めれば,全域未整備という自治体はなくなり,この間,整備に踏み切った大豊町と仁淀川町にその要因や負担について,お聞きをしました。
まず1つ目ですが,7月1日に大雨警報が発表され,断続的に続く豪雨の中で,7月4日の未明ですが,土砂災害警戒情報が発表されまして,この間宗安寺や鏡地区の横矢,竹奈路の中山間地域で土砂崩れが発生したほか,道路冠水や道路が寸断されるなどの事象が発生しましたので,鏡・土佐山地区では避難準備・高齢者等避難開始の発令をしております。
また,鏡・土佐山地区を中心に,道路や農道,林道などの路肩崩壊やのり面の土砂流出,倒木などの多数の被害が発生し,特に,農道災害では行川地区の重要なショウガ予冷庫に通じる農道の路側が被災したことから,現在も大型車の通行が困難な状況にあり,ショウガの出荷に支障が生じております。 今議会には,これらの被災した施設等の早期復旧に向けまして,災害復旧に係る補正予算を計上したところです。
高知市は,業者委託により平成27年度鏡・土佐山地区の給水状況について,実態調査を行っています。 大変貴重な調査だと思いますが,この調査はどういう目的で行ったのか,この調査の結果はどのようなものであったのか,市民協働部長に伺います。 ○副議長(清水おさむ君) 谷脇市民協働部長。
これにつきましては,本年の10月から土佐山地区及び久重地区におきましては,土佐山に診療所がありますので,診療所の送迎バスやスクールバスの機能をデマンドタクシーに集約化することとしておりまして,こうした取り組み等によりまして,あいている座席を埋め,乗車の密度を高めていきたいとも考えております。
その結果,運行方法につきましては,隣接する土佐山地区と同様に自宅近くでの乗りおりができるエリア型運行とすること,路線バスとの乗りかえポイントは,小坂峠周辺とすることで今作業を進めております。 運行ダイヤにつきましては,おおむね合意が得られておりますので,今後は運賃や予約時間,予約締め切り時間などの詳細につきまして検討することといたしております。
◎農林水産部長(長岡諭君) 今回の台風21号による中山間地域の森林被害の状況につきましては,地上踏破による調査に加え,四国森林管理局の協力を得て,ドローンによる調査を行いました結果,鏡川上流の的渕川や梅ノ木川,土佐山地区梶谷川の沿線等において,強風による風当たりが特に強かったと思われる特定の区域に倒木被害が集中しているという状況です。
夢産地とさやま開発公社の6次産業化であるスイーツ事業については,土佐山地区の活性化に向け夢を抱いて始めた事業で,地域活性化のモデルとしても期待されております。 1億円という総事業費のうち,約7割を県,市の補助金で始めたところですが,事業開始後,私が見るところ順調に進んでいるようには思えません。 この事業が現在,どのような進捗状況なのか,計画どおり収益が上がっているのか,お聞かせください。
そのうち,鏡地域の孟宗竹は146ヘクタール,土佐山地区の孟宗竹は94ヘクタール,春野地域では236ヘクタール,合計で476ヘクタールとなっております。
最近,高知市でも,土佐山地区の北山の森林が削られ,民間事業者が約2ヘクタールの土地に太陽光パネル4,800枚を設置する計画を進めております。9月市議会の川村議員の質問でも,このままでいいのかとの声が取り上げられました。 また,神田地区でも,6ヘクタール規模の開発を伴う太陽光発電設備が住宅地近くで行われています。
一方,同様に人口減少率が高い鏡・土佐山地区では,平成17年の合併時において,市民の命を守る大切な源流地域における中山間の人口減少や少子高齢化が危惧されたことから,地域の暮らしを守り,地域コミュニティ活動を活性化させるために,土佐山地区では地域活性化住宅の整備や土佐山学舎の開校,鏡地区では移住体験滞在施設の整備など,さまざまな地域振興策を実施してきたことにより,地域の衰退に一定の歯どめがかかってきています